気のすむまでバケツ2杯分くらい

漫画の感想を書いていきます。主にBL 漫画 たまにBL 以外の漫画と小説も。

STAY GOLD 2

 STAY GOLD二巻の感想です!

STAYGOLD 2 (onBLUEコミックス)

STAYGOLD 2 (onBLUEコミックス)

 

 2巻のあらすじ

中学3年生を目前にして高校へは行かず就職すると言い出す駿人に、見かねた優士はコウの友人・日高を家庭教師として中山家に招き入れることに。しかし日高から「おしてダメなら引いてみろ」とアドバイスを受けた駿人は、優士にそっけない態度で接してくるようになり…?

(RENTAの内容紹介から引用してます)

 

感想

ネタバレ含むので未読の方ご注意を〜

 

今回は駿人のお受験問題から始まります。あっそうか駿人ってまだ中学生だったんだな。ずいぶん大人びてるから高校生かと勘違いしちゃいそうです。そりゃまぁどんな大人も高校受験しないと子供が言い出した日には、優士や担任と同じような反応しちゃうよなぁ。私だったらどうするだろうと考えてしまいました。うーん。駿人には駿人の考えがあるんですよね〜。中学生でここまで確固とした意志を持ってる人がいたとしたら、もうそれはバカというより天才肌に近いものを感じてしまいます。たぶんどこへ行ってもこんなに強い意志を持った人は簡単には崩れないんじゃないかと、なら信じて思う通りにやらせてみてはどうかと。でも中学生だしなぁ〜〜 ってBL漫画なのを忘れて考えてしまうくらい面白い展開です。

コウと菊花はどうにも出来ないながらも、モヤモヤしてます。家族の問題って神経すり減るんですよね〜。自分のことじゃないなら余計に何も出来ないし。受験だけじゃなくて、後半の2人のギスギスした空気、コウも菊花もそれなりに気遣っているんですよね。秀良子さんほんとすごい。家族の描き方がリアルです。歪だけどこの人たちは本当に家族なんだなとびしびし伝わってきました。

 

2巻でもなかなか良い味が出してる日高ですが、コウの家に行ける口実として家庭教師案にグイグイなの笑いました。無表情なのに気持ちが熱いところがまた良い…。

恋をすると強くなる人と弱くなる人がいる。うんうん。ちなみにどうでも良いことですが私は完全に後者です。惚れた方が負けって、思い込みだしものの考え方次第だと思うんですが、それでも多くの人がそうなるんじゃないかなぁ。でもそれってどうしてなんだろう。駿人はそういう常識みたいなのをどんどん超えてくる存在ですよね。駿人目線のときは、それはそれであれこれ悩んでいる姿が見えるのですが。私の好きなミュージシャンにそういう考えの人がいるんですがやはり生き様がロックなんですよね。そして天才。近いものを感じます。

夏がやってくるーーで終わってますが、今後どうなっていくんでしょう〜。まだまだ今後の展開が読めません!楽しみ!

あ、日曜日にみんなでお出かけしたお話すごく良かったです。あんな充実した日曜日があるのだろうか!羨ましい!